【薬剤師】ドラッグストア求人について
こんにちは!TKです。
近年の診療報酬改定に伴い、大手調剤薬局チェーンが売り上げを落とす中
訪日外国人による”爆買い”などによる売り上げ増加が著しいドラッグストア業界の動向と
ドラッグストアにおける薬剤師求人を確認していきましょう。
ドラッグストア業界の売り上げ動向
近年の診療報酬改定に伴い、大手調剤薬局チェーンが相次いで売りあげを落とす中
ドラッグストアは右肩上がりで売り上げを伸ばしている状況です。
2018年の売り上げランキングは以下となります。
1位 ウエルシアホールディングス
2位 ツルハホールディングス
3位 コスモス薬品
4位 マツモトキヨシホールディングス
5位 スギホールディングス
ドラッグストアは大手チェーンがほとんどを占めており大手10社が
ドラッグストア業界全体売り上げの3分の2を占めると発表されております。
一方調剤薬局は大手10社を含めても調剤薬局チェーンの全体の
20%にも満たないといわれており、いかに中小規模や個人薬局の割合が多いかわかるでしょう。
ドラッグストアの求人について
ドラッグストアが売り上げを伸ばしているのであれば、薬剤師の求人も増えていいるのでは?
と、思われるかもしれませんが、実はそうではないんです。
薬剤師専門のコンサルタントをしていたからこそわかることですが、
近年はドラッグストア専任の薬剤師の募集が少なくなってきています。
上記ランキングの中にもドラッグストア専任薬剤師は雇わないといった方針の企業が出てきています。
中小のドラッグストアは特にその傾向が強いように記憶しています。
これは薬剤師の仕事が登録販売者に置き換わっていることが原因です。
ただし、現状では大手の一部企業と中小企業に限った話です。
求人としては依然多い状態で、経験のある薬剤師さんであれば
ドラッグストアへの転職はそこまで難しいものではないと思われます。
また、ドラッグストアは比較的規模の大きい会社がほとんどを占めているため
未経験の方でも福利厚生や研修制度のしっかりした企業へ就職することが可能です。
ドラッグストアの給与
調剤薬局、病院に比べドラッグストア勤務の薬剤師さんの年収は高いです。
給与を不満に思われている薬剤師さんは非常に少ないのではないでしょうか。
私も転職コンサルタントをしていた時に経験があるのですが、調剤薬局やドラッグストアでの経験が全くない薬剤師さんでも、企業から頂いた年収提示が500万円や550万円なんてことはザラにありました。
また、ドラッグストア業界全体の給与水準の動向を見ても
ここ10年程度右肩上がりに伸びていっていることから、業界全体の成長に伴い
給料も高くなっていっているとみて、問題ないかと思います。
これからも薬剤師さんのより良い転職のサポートとなるような
記事を日々更新していきたいと思います。
薬剤師の転職、何歳までなら大丈夫?
こんにちは!TKです。
私がコンサルタント時代によく受けていた質問の一つです。
実際、薬剤師の転職は何歳までであれば大丈夫なのでしょうか?
実際の体験と、今までの成約経験をもとにお話ししたいと思います。
転職は何歳までなら大丈夫か?
結果だけを伝えると、65歳くらいまでであれば転職を成功させることは可能だと思います。
ただし、あなたの希望(勤務時間や勤務曜日)や今までの経験によっては、自己応募やエージェントに問い合わせたとしても、求人が全くないといったこともあり得ます。
また、65歳くらいまでであれば転職を成功させることは可能だとはお伝えさせていただきましたが、年齢が高くなれば高くなるほど大手チェーンへの転職は不可能に近くなっていきます。
基本的に転職先は中小規模で展開をしている薬局がメインになります。
薬剤師としての経験によって転職の可否が変わってきます。
年齢だけでなく、薬剤師としての経験の長さでも転職が成功するか否かが変わってきます。
60歳以上で薬剤師としての経験がない場合は、転職成功率は非常に低くなるでしょう。私の体感としては10名希望者がいて1、2名成功するかどうかといったところです。
50歳以上で薬剤師としての経験がない場合は、転職成功率は50~60%といったところです。
40歳以上で薬剤師としての経験がない場合は、転職成功率はほぼ100%に近くなるでしょう。また40歳中盤くらいまでであれば、大手チェーンへの転職も視野に入ってきます。
薬剤師としての経験がある場合は40~50代ならばほぼ100%転職先があるでしょう。
60代の場合でも50%程度は転職成功するかと思います。
早めの転職相談をおススメします
年齢が高くなれば高くなるほどあなたの希望にマッチした求人があまり出てこなくなります。
ただし、まったく求人がないといったわけではなく、あなたの希望にマッチした求人が”今”出ていない可能性もあります。
将来的に薬剤師としての転職を希望する場合は、早めの転職相談を行い常にエージェントから情報を受け取れる状態にしておくことをおススメします。
エージェントでは転職希望のある薬剤師を管理をしておりますので、通勤エリアや勤務希望時間帯、募集企業の年齢制限などを総合的に加味したうえでマッチする求人があり次第提案を行ってくれます。
稼ぎたい、ライフワークを重視したい人にオススメの派遣薬剤師
こんにちはTKです!
今、派遣薬剤師として勤務をする方が多くなってきていますね。
求人を見ていても「時給3,000円以上!!」とか「時給4,500円も可能!!」など
私たちの興味を引く求人ばかりです。
正社員やパート薬剤師と違って、派遣薬剤師にはどんな働き方があり
どんなメリットやデメリットがあるのか見ていきましょう。
派遣薬剤師の働き方
派遣薬剤師の働き方は様々ですが、大きく分けると以下の4つになります。
フルタイムの派遣として働く(目安時給2,800~3,200円)
基本的には正社員と同じような就業時間、曜日で勤務します。
ただし、時間の希望などがある場合の融通は正社員よりも非常に利きやすいです。
Wワーク先として効率的に稼ぐ(目安時給2,800~3,500円)
今、パートや正社員として働いているが、「夜の時間も効率的に使いたい」や
「土曜日が休みなので土曜日だけ毎週働きたい」等希望があれば、最低週1日から勤務が可能です。
週1日、1日4時間でも時給3,000円でも月48,000円の収入です。
地方の住居付き高時給でガッツリ稼ぐ(目安時給4,000円以上)
若い薬剤師さんにおススメですね!東海地方、北陸地方、四国地方に多い求人です。
基本的に住居も派遣先企業が用意してくれるので、本当に稼げちゃいます。
上記の地方以外にも、少し時給は劣りますが沖縄県などリゾート地での派遣募集もあります。
短期間でガッツリ稼ぎたい薬剤師さんは一度どんな求人があるのか問い合わせをしてみてください。
この日だけ!1日単位の単発派遣(目安時給3,000~4,500円)
継続勤務の求人ではなく、1日単位の派遣です。
「●日だけ空いている」「毎月不定期だが1,2回働きたい」という薬剤師さんは人材紹介会社に応募してみてください。
派遣薬剤師のメリット
・時給が高い
薬剤師さんの時給相場は2,000円程度、正社員でも時給換算すると2,500円くらいですが、派遣薬剤師は3,000円以上でがほとんどです。
・時間、曜日の融通が利きやすい
派遣先薬局の最低限の希望時間、曜日さえ満たしていればプライベートなどの融通は利きやすいです。
稼ぎたいけど、●曜日は絶対に休みたいなどの希望のある薬剤師さんこそ派遣がおすすめです。
派遣薬剤師のデメリット
・雇用期間が短い
派遣は時給が高いですが、その分リスクもあります。
基本的には3か月ごとに更新をしていく働き方です。
更新のタイミングで派遣先薬局に直接雇用の採用が決まった場合は、更新がなく勤務終了となってしまいます。
・最低限のスキルが必要
目安としては薬局での経験2年くらいとなります。
また、それ以上の経験があったとしても、派遣先薬局でのスキルのニーズに合致しないと更新もなく終了となってしまうケースがあります。
なぜ薬局は派遣薬剤師を募集するの?
様々な理由があります。
・人が辞めて人で不足だから
・時期的に忙しくなるため、その時期だけ募集したい
・過疎地域のため、高額でもいいので薬剤師募集したい
・新規出店するが、募集が間に合っていない
などなど
短期間になる可能性のある派遣ですが、
なぜ派遣で募集しているのかを人材派遣会社に確認することで、派遣先がブラックだった・・・などのリスクを減らすことができます。
薬剤師派遣の大手薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」へ問い合わせ
圧倒的な派遣求人数が魅力です!
今後も薬剤師さんのよりよい転職活動をサポートできるように
日々、記事を更新していきたいと思います。
【薬剤師】副業、Wワークはしても大丈夫?
こんにちは!TKです
最近はWワークを希望される薬剤師さまは非常に多くなってきました。
ただし、Wワークができる薬剤師、できない薬剤師がいます。
あなたは可能な薬剤師でしょうか?
確認してみましょう。
管理薬剤師はWワークができません
基本的に薬剤師は薬機法により、”薬事”に関する副業をすることは禁止されています。
ただし、学校薬剤師など都道府県から許可出るような公益性の高い仕事は可能です。
また、”薬事”に関する副業が禁止なだけなので、異業種でのWワークは可能です。
どうしても、今の収入にプラスして収入が欲しい場合は異業種の仕事に応募しましょう。
一般薬剤師はWワークが可能です。ただし・・・
管理薬剤師には"薬事"に関する副業が禁止とされていますが、
一般薬剤師は別の薬局でのWワークなどが可能となっています。
ただし、本業のほうの薬局に近すぎる薬局で働くことを嫌うオーナーさんもいらっしゃいますので、
Wワークをすることはしっかりと確認をしておいたほうがいいでしょう。
就業規則は必ず確認!
就業規則でWワークが禁止されている場合があります。
大手チェーンの薬局はWワークを禁止にしている企業が多い印象です。
Wワークが可能かどうかは必ず就業規則を確認してからにしてください。
もしくは人事担当者に直接確認してみてくださいね。
薬剤師転職で紹介会社を使うメリットって・・・
こんにちは!TKです
みなさん転職をするときはどうやって探していますか?
求人サイトを見る、薬局に来る卸しさんに情報を教えてもらう、ハローワークで探す・・・
等いろいろな探し方がありますよね。
そんな中でも最近では紹介会社を利用した転職が非常に増えています。
私は薬剤師専門の転職コンサルタントとして勤務していましたので
いろんな人の転職活動に携わってきましたが、
皆さんにとっては転職活動は何年かに1回、もしくは何十年かに1回の大事なイベントですので
紹介会社とはどのようなことをしているのか、どんなメリットがあるのか解説していきたいと思います。
紹介会社は何をしてるの?料金は?
人材紹介会社は社員を募集している企業と、仕事を探している企業とを結びつけるサービスをしている会社です。
求職者が人材紹介会社に登録し、コンサルタントと連絡を取り、希望条件を伝え希望条件に合致した仕事を探してもらうだけでなく、
「そのような希望ならこんな働き方がいいんじゃないですか?」と提案もしてくれます。
現在、薬剤師の働き方も多様になってきているので、より自分に合った働き方を提案してくれる可能性もあります。
気になる料金はズバリ無料です!
人材紹介会社は紹介先の企業から紹介料で成り立っていますので、求職者がお金を払うことはありません。
紹介会社を使うメリットは?
メリットはいつかあります。
1.情報量が多い、非公開求人が多い
⇒
紹介会社は常に求人情報を獲得するよう努力をしています。
大手の薬局だとHPを見れば募集をしているかわかりますが、そもそもHPを持たない中小企業の募集状況はなかなかわかりませんよね?
紹介会社はそういった細かな求人情報を持っております。
2.オーダーメイドの求人を提案してくれる
⇒
登録後、コンサルタントに希望条件を伝えます。
担当コンサルタントは希望条件をもとに、現在持っている求人情報だけでなく、通勤可能エリアの薬局に希望条件で勤務が可能か交渉を行います。交渉の結果、希望条件に適った求人をあなたに提案をしてくれます。
3.給与交渉をしてくれる
⇒
自分で応募した場合、年収交渉や時給交渉ってなかなか出来ないできないですよね。
交渉は出来ないけど、希望の年収がある...これはなかなか難しい問題です。
その交渉をあなたに代わって行ってくれるのが、人材紹介会社です。
どこの紹介会社がおススメなの?
正直ココがおススメ!といえる紹介会社はありません。
各紹介会社に得意エリア、得意年齢層、派遣が得意など様々な特色があります。
一番おススメは2,3社登録を行い、信頼できるコンサルタントに最終的に任せるのがベストではないでしょうか。
どこに登録していいかわからない場合は薬キャリから一括問い合わせができるサービスがありますので、それを利用するのもいいでしょう。
信頼できるコンサルタントにお任せしましょう
では、信頼できるコンサルタントとはどのようなコンサルタントなのでしょうか。
・マメな連絡を行ってくれる
⇒必須です。マメな連絡、提案が出来ないコンサルタントは求人を探していない可能性(もしくは後回しにしている)がありますし、何かトラブルに巻き込まれた時の対応など信頼を置けないコンサルタントです。
・初回連絡日から1日以内に求人提案を行ってくれる
⇒得意なエリアであれば、情報を持っていますし、求人が未確定の薬局でもエリア内で繋がりのある企業人事担当とつながっているので、求人情報がすぐに確認出来ます。
・難しい希望条件に対して、「ありません」と言わない
⇒どんな希望でも求人が出るわけではありませんが、「その希望条件では求人はありません」というコンサルタントは信頼がおけません。コンサルタントは企業への交渉も行いますが、あなたの希望が難しい場合は何かしらの提案、交渉をあなたにも行ってくれます。
それだけ?と思うかもしれませんが、迅速な対応が行えないコンサルタントは信頼がおけません。
迅速な対応ができないコンサルタントは、社内でも成功していない人が多いです。
社内で成功していないコンサルタントは、転職成約経験が少ないためノウハウもない人が多いです。
あまりない転職の機会ほど、自分で”信頼できる”と思えるコンサルタントにお任せしてください。
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以上、人材紹介会社についての解説でした。
転職をお考えの薬剤師さまのより良い転職になるよう
今後も様々な情報を発信していきます。
薬剤師転職のよくある質問
こんにちは!TKです
今回は私がコンサルタント時代に転職相談を受けていた際に
よく受けていた質問を紹介、回答していきたいと思います。
私は、すでにコンサルタント職からは退いていますので
憶することなくプラス面マイナス面お伝えしていきます。
-未経験でも薬剤師として採用いただけますか?
ご心配ありません。薬剤師の免許さえあれば採用いただけます。
未経験の薬剤師転職は年齢が若ければ若いほど有利です。
年齢が高くなればなるほど、受け入れてくれる薬局数も減り、転職の難易度が高くなります。
でも、諦めないでください。私もコンサルタント時代はに60歳前半元MRの転職に携わり、転職が成功しています。
ただし、60歳台未経験の方の転職は非常に難易度が高いです。
転職を検討しているなら、1年でも早く紹介会社に相談したほうがいいでしょう。
- 18時までで勤務したいですが、勤務先はあります?
はい、勤務先はあります。
総合病院前の薬局、在宅専門の薬局だと18時で終わるケースが多いですね。
上記の薬局でなくても、パートや派遣であれば時間の希望が出せるので18時までの勤務も可能です。
正社員だと、18時までの営業時間でも本当に残業時間がないのか。
あるいは少ないのかを面接の際に確認をしないと、19時まで残業…といったことになりかねません。面接の際にしっかり確認しましょう。
- 派遣ってどんな働き方なの?
派遣で働く薬剤師さん。年々多くなっていってますね!
派遣は派遣会社が雇用主となり、A薬局B薬局など派遣される期限の決まった(有期雇用)働き方です。
薬剤師の派遣は一般企業の派遣とは時給面、待遇など全く別物です。
スキルに自信がある方、時間に融通が利きやすい方、効率よく稼ぎたい薬剤師さんにはお勧めの働き方です。
ただし、大きなメリットがあればデメリットもあります。
近いうちに派遣を考える方に向けた記事も書きますので、お待ちください。
元薬剤師転職コンサルタントのブログ
こんにちは!
元薬剤師転職コンサルタントのTKです。
薬剤師転職コンサルタントとして約4間してきた私だからこそ
伝えられることがあるんじゃないかと思いブログを始めることにしました。
私はコンサルタント時代に年間80名、4年間合計約320名の薬剤師さまの転職成約の実績がありました。
ただし、皆様転職に成功したわけでなく、早期退職となってしまったケースや
退職には至らなかったものの”失敗”となってしまった転職もありました。
実際にいろいろな薬剤師転職の成功も失敗もした私だからこそ、皆様の転職決断のための一つに意見になるのではないかと思っています。
これからの皆様のより良い転職のお手伝いができるブログを目指して
今まで培った情報や知識を発信していきたいと思っております。
これからよろしくお願いいたします!!