薬剤師転職のいろは

薬剤師専門の元転職コンサルだからこそ、転職を考えている薬剤師に伝えたいこと

2000人の薬剤師さんが悩んだ転職、退職理由のまとめ

こんにちは!TKです。

私は薬剤師転職コンサルタント時代、2,000名ほどの転職相談を受けてきました。
中には「今はまだ悩んでいる段階」といった薬剤師さんもたくさんおりましたが…。

転職相談を受けている中で、「みんなどんな理由でやめているんですか?」
と質問を何度も受けたことを思い出したので、多かった転職理由をいくつか上げてみます。

給与が低い!給与を高くしたい!

一番多いかもしれないですね。
薬剤師は一般の仕事に比べて、初任給が高いです。
が、そこからの伸び率があまり高くないため、給与に不満を持つ薬剤師さんが多いんですね。

正直、薬剤師さんが給与を上げるための一番手っ取り早い方法が転職だと私は思います。
ただし、転職のしすぎは逆に企業の印象が悪くなるので、年収下がるケースが多いので気をつけて下さいね!

人間関係が悪い

薬局という小さな空間での仕事のため、人間関係が悪くなると本当に仕事に行くのがイヤになっちゃいます。

お互いが理解し合うよう努力できるならいいですが、現実はそんなに上手くいきません。

結果、どちらかが耐えれなくなって、退職する方向に向かいます。

聞いていた雇用条件と違う

入職前に聞いていた雇用条件と違うといった相談は多いですね。
その殆どが個人薬局か5店舗未満の中小企業です。

人が辞めると中々募集がこないため、面接時に面接官がいいことばかりを言ってしまい入職となったケースに多い事例です。

プラス面ばかり面接時に伝えると薬局には気をつけたほうがいいですよ!

残業が多い

残業が多いと体力的にもメンタル的にも悪影響となります。
入社前は高い給料に踊らされて入職したはいいものの、体力が持たず退職となります。

残業代を支払ってくれる薬局ならいいですが、年俸制なら残業代込といったケースも多いです。

中小で年俸制にしている薬局へ転職している際は残業時間を確認したほうがいいかもしれません。

引っ越しする、結婚する

上の4つとは違い、プラス面での退職ですね!
引っ越し後に転職する際は、その土地への知識が真っ白なことも多いので、自己応募よりも紹介会社へ登録して情報収集から始めたほうがいいと思います。

新しいことを学びたい、スキルをつけたい

入職時にはなかった、新しい目標などが出来た場合に生まれる退職理由ですね。
これからやっていきたい事が今の環境では実現出来ないと思ったら転職かWワークが選択肢に入ってきますね。

結論

転職理由は人それぞれだと思います。
今の環境を我慢することも大切かもしれせんが、体調やメンタルを壊してしまっては意味がありません。

そうなる前に今の環境を変えるようオーナーに直談判するか、思い切って転職をして環境を変えることも必要だと思いますよ。