薬剤師転職のいろは

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薬剤師の失敗を減らす転職【紹介予定派遣】

こんにちは!TKです。

いきなりですが、紹介予定派遣ってご存知ですか?
私がコンサルタントをしていた時は積極的にオススメをしていました。

何度も出来ない転職だからこそ失敗したくないですよね。
そんな「失敗」のリスクを減らすことができる働き方が紹介予定派遣です。

紹介予定派遣とは・・・

紹介予定派遣とは、将来的な直接雇用を前提として派遣として働くことをいいます。
紹介予定派遣の場合は最大でも、派遣期間は6か月とされています。
その派遣期間後、派遣者と企業の両社が合意すれば直接雇用となります。

メリット・デメリット

メリット

・実際に勤務したうえでの自分に合う職場か決めることができる
⇒紹介予定派遣は勤務者や企業にとっても、長めの試用期間のようなものとととらえることができます。

・履歴書には「派遣期間満了のため」と記載できる。
⇒紹介予定派遣といっても派遣ですので、派遣期間での満了終了となった場合は「派遣期間満了のため」と記載できます。
 その他の企業に面接に行く際は、「じっくりと正社員の仕事を探したいので派遣として働いていました」としっかりとした理由にもなります。

・直接雇用になる際の条件の交渉がしやすい
⇒紹介予定派遣だと、企業は勤務者のスタッフの働きぶりを見て給与を提示することができます。
 スキルのある薬剤師さんだとよいよい条件での採用につながる確率が高いです。

デメリット

・直接雇用とならない場合がある
⇒派遣期間終了後に、企業も採用をどのようにするか検討する機会があります。
 スキル的な部分や、薬局スタッフとあまり上手くいっていないと派遣期間で終了となります。

・紹介予定派遣でスタートできる薬局は限られる
⇒企業によって紹介予定派遣を利用しない場合があります。
 紹介予定派遣はオススメですが、企業が限られるので、最初から直接雇用の求人も含めて検討をすることによって、求人の少なさはカバー出来ます。


私が思うデメリットはこれくらいです。
これをどれくらい大きなデメリットと捉えるかによりますが、それを補ってあまりあるくらいにメリットが大きいと私は考えています。

転職に失敗した経験がある人にこそオススメです

私がコンサルタントをしていた時「面接に行った雰囲気で決めたら、失敗してしまった」という人がとても多かったです。
面接の際は、企業は時間を使うだけでなく人材不足の解消をするために頑張っているのですから、いい印象を与えられるよう頑張ります。
ブラックな薬局ほど、いい情報ばかり伝えて、いい印象で面接が終わります。
そんなところに勤務してしまった薬剤師さんが「失敗してしまった」となるわけですね。

紹介予定派遣では面接も行えますし、そこから実際に勤務したあなたの”体験”をもとに
直接雇用になるかを決定できるので、転職失敗したという経験がある薬剤師さんにこそオススメです。

紹介予定派遣求人の探し方

あくまでも派遣からスタートする働き方なので、人材紹介会社に依頼するしかありません。
また、上記デメリットの「求人数が限られる」ことが多いので、2,3社に登録して出来る限り情報量を多くすることがオススメです。

オススメの人材会社のリンクを貼っておきます。参考にしていただければと思います。

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